鳥取市で働いているものの、給料だけでは生活が苦しい。
家賃、食費、電気代、ガス代、携帯代を払うと、ほとんど手元に残らない。
そのような状態でも、「自分は働いているから生活保護は関係ない」と思ってしまう方は少なくありません。
しかし、生活保護は「まったく働いていない人だけ」の制度ではありません。生活保護制度は、生活に困っている方の最低限度の生活を保障し、自立を支援する制度です。厚生労働省も、就労収入などを確認したうえで、最低生活費から収入を差し引いた額が保護費として支給される仕組みを説明しています。
働いていても、生活保護を相談できる場合があります
生活保護というと、「仕事をしていたら申請できない」と思われがちです。
しかし実際には、働いていて収入があっても、その収入だけで最低限の生活を維持することが難しい場合は、生活保護の相談対象になる可能性があります。
たとえば、次のような状況です。
・フルタイムで働いているが、手取りが少ない
・パートやアルバイトで収入が不安定
・家賃や公共料金の支払いが遅れている
・食費や医療費を削って生活している
・体調不良で十分に働けない
・車や通勤費など、働くための出費が重い
生活保護を受けられるかどうかは、最終的には福祉事務所などの実施機関が判断します。
このページだけで「受けられる」「受けられない」と断定することはできません。
ただ、少なくとも「働いているから相談してはいけない」ということではありません。
鳥取市で生活保護を相談する窓口
鳥取市の生活保護に関する相談窓口は、鳥取市役所本庁舎1階の生活福祉課です。鳥取市公式サイトでは、生活に困った場合は一人で悩まず相談するよう案内されています。
鳥取市の生活保護相談窓口は、鳥取市役所本庁舎1階 生活福祉課 18番窓口で、相談時間は月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分、電話番号は0857-20-3476と案内されています。
まずは電話で相談する方法もありますが、電話でうまく話せない方もいると思います。
その場合は、今の状況を文章やメモにしておくと、窓口で説明しやすくなります。
低賃金で生活が苦しいときに整理しておきたいこと
窓口へ相談する前に、すべてを完璧に準備する必要はありません。
厚生労働省も、必要な書類が揃っていなくても申請はできると案内しています。
それでも、次の内容を少し整理しておくと、相談時に状況を伝えやすくなります。
・毎月の手取り収入
・家賃
・電気代、ガス代、水道代
・食費
・医療費
・借入や滞納の有無
・今使えるお金
・今後の収入見込み
・体調や通院の状況
特に、働いている方の場合は「収入があるのに、なぜ生活が成り立たないのか」を説明できると、窓口側も状況を把握しやすくなります。
たとえば、
手取りは月○万円ありますが、家賃と公共料金を支払うと食費が足りません。
仕事はしていますが、勤務時間が少なく、収入が安定していません。
体調不良があり、今以上に働くことが難しい状態です。
このように、無理に立派な文章にしなくても大丈夫です。
今起きていることを、できるだけ具体的に伝えることが大切です。
車が必要な場合は、自己判断であきらめない
鳥取市や鳥取県内では、地域や勤務先によっては車がないと通勤が難しい場合があります。
生活保護では、資産の活用が原則とされるため、車の保有は慎重に確認されます。厚生労働省資料では、事業用自動車や、障害者・山間へき地等に居住する方の通勤用自動車などについて、一定の場合に保有が認められる考え方が示されています。
つまり、「車を持っているから絶対に相談できない」と決めつける必要はありません。
ただし、車の扱いは個別の事情によって判断が分かれます。
通勤に必要なのか、公共交通で代替できるのか、車の価値や維持費はどうか、世帯の状況はどうかなどを確認される可能性があります。
車が必要な方は、いきなり処分するのではなく、
・通勤に車が必要であること
・公共交通機関では通勤が難しいこと
・車がないと仕事を続けられないこと
・車の維持費が生活を圧迫していること
などを整理して、窓口で相談してください。
「家族に相談してからでないと申請できない」わけではありません
生活保護では、親族からの援助が可能か確認される場合があります。
そのため、「親や兄弟に知られるのが怖い」「家族に迷惑をかけたくない」と不安になる方もいると思います。
ただし、厚生労働省は、扶養義務者の扶養は保護に優先するものの、同居していない親族に相談してからでないと申請できない、ということではないと説明しています。
家族に相談しづらい事情がある場合は、その事情も含めて窓口で伝えてください。
窓口でうまく話せない場合は、文章にして持っていく
生活に困っているときほど、窓口で落ち着いて話すのは難しいものです。
特に、低賃金で働いている方は、
自分の努力不足だと思われるのではないか
働いているのに相談していいのか
車を持っていることで断られるのではないか
家族に連絡されるのではないか
と不安になりやすいと思います。
そのような場合は、事前にメモを作っておくと伝えやすくなります。
たとえば、次のような一文だけでも構いません。
私は鳥取市に住んでいます。現在働いていますが、収入だけでは生活を維持することが難しく、生活保護の申請について相談したいです。
もう少し具体的にするなら、
家賃、公共料金、食費の支払いに困っています。今後の生活に不安があるため、生活保護の申請書の交付方法や手続きについて教えてください。
と書いておくと、申請意思が伝わりやすくなります。
鳥取市で生活が苦しい方へ
給料が少なく、生活が苦しい状態が続くと、だんだん相談する気力もなくなっていきます。
しかし、生活保護は生活に困ったときに相談できる制度です。
働いていること、収入が少しあること、車が必要なこと、家族に相談しづらいことだけで、相談をあきらめる必要はありません。
大切なのは、今の生活が本当に成り立っているかどうかです。
食費を削っている
病院に行けない
家賃や公共料金が払えない
手元のお金がほとんどない
このままでは生活を続けられない
このような状態なら、一人で抱え込まず、鳥取市の生活福祉課や生活保護担当窓口に相談してください。
申請意思を文章に整理したい方へ
このサイトでは、鳥取市にお住まいの方が、生活保護の申請意思を窓口へ伝えるための文章を作成できます。
入力内容はサーバーに保存されません。
作成した文章は、コピーしてメールに貼り付けたり、印刷して窓口で見せたりできます。
窓口でうまく話せるか不安な方は、まずは文章にして整理してみてください。
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申請前に確認しておくこと